2022年4月15日2022年8月30日資産運用

富裕層に学ぶ効率的な資産運用!お金の増やし方と資産管理のポイントとは?

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多額の資産を保有する富裕層は、資産運用によって不労所得を獲得し効率よくお金を増やしています。「富裕層のように、上手に資産形成したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

富裕層のような資産運用を実践するためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。そこで今回は、おすすめの資産運用方法や、資産管理の注意点などをご紹介します。

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富裕層とは?日本における富裕層の割合

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富裕層とは、保有資産が多い方のことです。富裕層は3つの段階に大別され、世帯数や割合は各階層によって異なります。

種類 純金融資産 世帯数(2019年)
超富裕層 5億円以上 8.7万世帯
富裕層 1億円以上5億円未満 124.0万世帯
準富裕層 5,000万円以上1億円未満 341.8万世帯
アッパーマス層 3,000万円以上5,000万円未満 712.1万世帯
マス層 3,000万円未満 4,215.7万世帯

マス層とは「一般的な家庭」、アッパーマス層は「平均より資産が多い家庭」です。この表からは、マス層〜アッパーマス層の世帯が91%以上を占めていることが分かります。準富裕層〜超富裕層は8.8%しかいませんが、2013年以降、富裕層や準富裕層の割合は増え続けています。

なお、資産を割り出す際の計算式は、「金融資産-負債=純金融資産」です。保有資産も多いが負債も多いというケースは、純金融資産が少なくなるため、富裕層に含まれていないことになります。

(参考: 『野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計』/https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2020/201221_1.pdf)

富裕層に学ぶ!お金の増やし方

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余裕のある生活を送るためには資産が必要になりますが、資産が突如、急激に増えることはほとんどありません。お金を増やすにはどうすればよいか、答えは複数あるでしょうが、ここではその代表例ともいえる方法を紹介します。

仕事で成功する

正攻法は「ビジネスでの成功」です。富裕層の多くは、仕事で何らかの成果を上げ、資産を増やしています。

手元資金が増えれば、その分投資や起業などを始めるチャンスも増えます。どのルートで成功を目指すかは、人それぞれです。

・今の会社で出世する
・高収入の会社に転職する
・副業を始める
・新しく会社を立ち上げる など

自身の強みを分析し、人生設計や目標に合った働き方をしましょう。

相続や贈与で財産を引き継ぐ

家族が資産家である場合は、贈与や相続によって資産を受け継ぐのも方法のひとつです。場合によってはまとまった金額が一度に手に入ります。

ただし、贈与・相続共に、一定の額を受け継ぐと納税の義務が生じるので注意してください。贈与税と相続税とでは控除や税率が違い、受取方次第でも納税額が変動します。大切な資産を受け継ぎ、資産運用に生かすつもりであれば、節税面の知識も押さえておきましょう。とはいえ難しい分野ではあるので、税理士に相談することをおすすめします。

運用できる資産を増やす

自分で働いて稼ぐほか、「お金に働いてもらう」という考え方もあります。主な方法は「投資」です。例えば、以下のような手段を用います。

・株式投資
・不動産投資
・投資信託
・債券投資 など

投資にはたくさんの種類があり、性格も異なります。手元資金や人生設計に合わせて最適だと思える方法を選択するとよいでしょう。富裕層の多くも、自身が納得のいく投資を上手に活用しています。

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富裕層が効率よくお金を増やせる理由

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富裕層は株式投資や不動産投資などを上手に活用し、効率的に資産を増やしています。富裕層を見習い、自身も「投資を始めよう」と思っている方もいるかもしれません。しかし、知識のない状態で投資を始めても、思うように資産を増やせない恐れがあります。そこでまずは、「なぜ富裕層は資産形成が上手なのか」に目を向けてみましょう。

手元資金が多く有利に運用できるから

富裕層は余剰資金が十分にあるため、投資に回せるお金が多いというアドバンテージがあります。投資にはリスクもつきまといますが、投資額が多いほどお金を増やしやすいものです。

一例として、年利3%の金融商品に100万円投資した場合と、1,000万円投資した場合を比較してみましょう。100万円だと3万円しか増やせませんが、1,000万円だと30万円になります。福利運用だと年数が経過するにつれてどんどん差が広がっていきます。

富裕層と同じ金融商品を購入し、同じ労力をかけても、投資額の多寡で結果が異なるのが投資です。

ポートフォリオでリスク分散しているから

富裕層はポートフォリオを作成して資金分散をしています。ポートフォリオとは金融資産の組み合わせのことです。ひとつの金融商品に全額を投資するのではなく、相関係数の低い資産も購入してほどよくリスク分散を図っています。

例えば、株式に限らず不動産やコモディティに投資をしたり、一定額は変動のない預貯金に回したりと、万が一を想定して行動しています。また、投資の世界では「価格が変動すること=リスク」と考えるため、積極的すぎず、かといって消極的にはならず、ちょうどよいバランスを築いているのが特徴です。

富裕層から人気の資産運用は?おすすめ投資方法7選

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投資方法は複数あるため、メリットやデメリットを比較し、自分のスタイルに合った方法を見つけることが大切です。ここでは、おすすめの投資方法を7種類紹介します。

債券投資

国や企業などが資金調達をする際に発行する証書を購入するのが債券投資です。債券を購入することで発行者にお金を貸すことになり、利息を含めた元本が返ってくるという仕組みです。

発行者の信用度が高ければ損失が出るリスクが低く、大きなリターンは期待できないものの、ポートフォリオのひとつに組み入れるにはよいでしょう。

メリット デメリット
・元本保証がある場合も
・満期がある
・定期的に利子を受け取れる
・途中売却も可能
・利回りが低いものが多い
・途中売却すると損失が出る可能性がある
・発行者が倒産すると元本が戻らない

投資信託

投資信託とは、各投資家から集めたお金を元に、プロが投資(資産運用)していく方法です。投資家はお金を預け入れるだけなので、知識や経験がなくても気軽に始められます。

プロに任せるという安心感がありますが、販売手数料や信託手数料といった、運用に伴う投資コストはかかります。よく注意して選びましょう。

メリット デメリット
・知識や経験がなくても始められる
・資産運用をプロに任せられる
・分散投資でリスクを軽減できる
・各種手数料がかかる
・下落リスクがある
・元本保証がない

株式投資

株式投資とは、株式会社の発行する有価証券を売買することで、運用益を得る方法です。保有期間中は株主優待や配当金といった利益を得られることもあります。

ただし、売却時に購入したときより株価が下がっていれば損失が出ます。先行きを予測しながら売買のタイミングを見極める必要があり、多少の経験が必要です。

メリット デメリット
・リターンを期待できる
・株主優待の恩恵を受けられる場合がある
・投資先や投資額を自分で決められる
・値動きが激しく下落するリスクもある
・相場チェックや情報収集には知識が必要
・元本保証がない

不動産投資

不動産投資は、マンションやビルなどを保有し、家賃や売却益で利益を得る方法です。値動きが比較的小さく、予想もしやすい投資方法だといわれています。

不動産を購入することで、所得税や相続税の節税効果を期待できるのもメリットのひとつです。よい物件の条件はさまざまなので、土地・建物・周辺施設などの情報をしっかりと収集しましょう。

メリット デメリット
・ミドルリターンを期待できる
・節税メリットがある
・不動産ローンを使用できる(よりよい条件の不動産を購入できる)
・不動産選びには専門知識が必要
・初期費用がかかる
・入居者がいないと赤字になる可能性も
・不動産の価値が下がれば売却益で損が出る

コモディティ投資

コモディティ投資とは、貴金属やエネルギー、穀物などの商品を購入し売却益を得る方法です。商品先物市場で取引すれば、現物がなくても購入(投資)できます。

コモディティ投資は実物資産であるため、インフレリスクに強いのがメリットです。また、価格変動の要因が他の投資と異なることから、分散投資にも向いています。

メリット デメリット
・インフレリスクに強い
・リスクヘッジに向いている
・少額の取引が可能
・運用の手間を省ける
・売却益以外の利益を出せない
・価格変動が予測しにくい
・為替変動リスクがある

プライベートバンク

プライベートバンクは、一定額以上の資産を保有している方向けの金融機関です。金融機関は総合的な資産管理・資産運用を目的とし、銀行や証券、保険などのサービスを提供します。

複数のサービスの中から好きなものを選んで組み合わせる、「オーダーメイド」が可能です。プライベートバンカーが、一人ひとりのニーズやライフスタイルに合わせて資産を管理してくれます。

メリット デメリット
・複数のサービスから選べる
・オーダーメイドの資産運用
・知識や経験がなくても可能
・利用条件が厳しい
・最低でも1億円程度の資産が必要
・手数料がかかる

ヘッジファンド

ヘッジファンドは、投資家からお金を集めて専門家が運用する投資方法です。投資信託に似た制度ですが、一部の投資家しか利用できない点や、最低投資金額が高額になる点に違いがあります。

ヘッジファンドは「絶対収益」といわれ、大きなリターンを期待できるのが特徴です。ただし、その分リスクも高くなることや、成功報酬がかかるといったデメリットもあります。

メリット デメリット
・専門家が資産運用する
・大きなリターンを期待できる
・利用対象者が限定的
・運用手数料や成功報酬が発生する
・公募でないため情報を入手しにくい
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富裕層が実践する資産管理の4つのポイント

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投資にはリスクがつきものです。大きなリターンを得られることもあれば、損失が出ることもあります。安定的に資産を形成するためには、資産管理のポイントを押さえて対応することが重要です。ここでは、富裕層も実践している資産管理のポイントを紹介します。

短期ではなく長期間をかけて投資する

長期投資のメリットは、複利効果を期待できる点です。複利は、投資した元金から得られた利益を再投資し、利子を含めた金額に対して再度利子がつく仕組みになっています。「雪だるま式に資産が増える」ともいわれ、投資期間が長くなればなるほど効果を発揮します。

また、投資では売却益も重要です。買値と売値の差である「キャピタルゲイン」が大きいときを見計らって売却すると、利益を確保できます。長期間投資しながら値動きの予測を立て、売却のタイミングを見極めましょう。

時には思い切った決断も必要

初期費用がかかったり、金融商品の価格が高かったりすると、投資に消極的になるかもしれません。しかし投資では、投資にかかる費用だけでなく「費用に対する効果があるかどうか」も重視します。

高額なサービスでもその分リターンを期待できるのであれば、時には思い切った決断も必要です。費用対効果について慎重に分析し、必要に応じて投資することでお金を増やしやすくなるでしょう。

分析に時間を使う

その場の勢いや営業パーソンの情報だけで投資方法を決めるのは避けましょう。情報が不確かであったり、自分のインセンティブ目当ての営業であったりする可能性も否定できません。富裕層はお金が無駄になるような投資を嫌うため、自身でも情報収集を欠かさず、時間をかけて分析しています。

過去のデータを洗い出し、今後の予測を立てることが大切です。アクティブに投資をすることもあれば、保有資産を守るための受け身の投資が必要になることもあるでしょう。たっぷりと時間をかけて分析すれば、その時々に合った投資方法を見つけられます。

運用方法は変えても自分軸は変えない

投資で利益を出すためには、自分の考え方ややり方に合わない方法も取り入れる柔軟性が大事です。しかし、無理をする必要はありません。特に新しいことを始める際は、不安を感じることもあるでしょう。「こうしておけばよかった」「あの投資は自分に合ってなかった」と後悔しないよう、不安はできる限り解消することをおすすめします。

大切なのは、納得できる投資をすることです。信頼できるアドバイザーや専門知識を持つ税理士などに相談し、自身の目標や計画を整理するのもよいでしょう。

資産運用に関するご相談はネイチャーグループにお任せください!

資産運用の際は、客観的な数字や実績を基に情報分析しながら、自分に合った投資方法を見つけることが大切です。分析に関するアドバイスが欲しい方、情報収集に難しさを感じている方など、資産運用に関する悩みがあれば専門家に相談しましょう。

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また、当グループで開催している投資に関するセミナーも、ぜひご利用いただきたいサービスのひとつです。現在投資しているか否かにかかわらず、ご参加いただけます。投資に関する知識を身に付けたい方、資産の運用方法にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

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富裕層は余剰資金が多いため、投資を活用しながら効率よく資産を増やしています。投資を始める際は、まずは手元資金を増やし、長期・分散投資を軸に運用することが大切です。また、投資による損失を避けるためには、情報収集や状況分析にも時間をかけ「投資方法」や「売却のタイミング」を慎重に判断する必要があります。

資産運用に関するお悩みや投資についての質問があれば、ネイチャーグループ(税理士法人ネイチャー、株式会社ネイチャーウェルスマネジメント)にご相談ください。専門知識を持つアドバイザーが、お客様のご希望に合わせて丁寧にコンサルティングいたします。

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また、投資経験者の多くが不安や悩みを抱えているのも事実です。
そのような不安や悩みを解決するべく、経験豊富なコンサルタントがどんな相談内容にも丁寧にお答えします。
資産運用や税金対策についてお悩みなら、まず富裕層に熟知したネイチャーグループへご相談ください。

芦田ジェームズ 敏之

芦田ジェームズ 敏之

【代表プロフィール】
資産規模100億円を超えるクライアントの案件を数多く抱えてきた異彩を放つ経歴から、「富裕層を熟知した税理士」として多数メディアに取り上げられている。培った知識、経験、技量を活かし、富裕層のみならず幅広いお客様に税金対策・資産運用をご提案している。また、Mastercard®最上位クラスで、富裕層を多く抱えるクレジットカードLUXURY CARDの「ラグジュアリーカード・オフィシャルアンバサダー」に就任。日米税理士ライセンス保有。東京大学EMP・英国国立オックスフォード大学ELP修了。現在は代表税理士を務める傍ら、英国国立ウェールズ大学経営大学院に在学中(MBA取得予定)。

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