コラム

企業が面接で見ているポイント

2020年8月13日

「企業は面接で何を見ているの?」

採用面接を受ける際、みなさんが気になるポイントではないでしょうか。自己PRや志望動機はもちろん大切なのですが、実は企業はそれ以外にもさまざまな点を見ています。

こちらの記事では、企業が面接で見ているポイントを解説します。これから面接を受ける方は、ぜひこれから紹介するポイントを確認してみてください。ポイントを意識するだけで、面接に受かる確率が変わってくると思います!

企業が面接で見ているポイント1.外見(身だしなみ)

みなさんはメラビアンの法則という言葉を聞いたことがありますか?アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則で、「感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすか」という検証をした結果です。

検証の結果

  • 見た目などの視覚情報が55%
  • 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
  • 話の内容などの言語情報が7%

という内訳になりました。

メラビアンの法則はコミュニケーション全般に適用されるものではありませんが、面接などの場でも活用できる点は多くあります。さらにメラビアンは「人は出会ったときの最初の数秒で第一印象は決まる」ということも提唱しています。

面接で言えば第一印象が非常に大切ということです。スーツは汚れていないか、髪型がしっかりセットされているか、ネクタイは曲がっていないかといったことは、面接官の立場からすると無意識にチェックしてしまいます。面接対策として話す内容を完璧にするより先に、身だしなみをチェックしましょう。

企業が面接で見ているポイント2.話し方

メラビアンの法則でも2番目の要素として挙げられている話し方も、面接ではとても重要です。話す順番が結論→理由→まとめと簡潔にまとめられている人と、そうでない人では面接官の印象がまったく違います。そのため面接で話す内容は、あらかじめまとめておきましょう。

また話し方も面接官から見ると、とても気になります。小さな声や早口な口調のような話し方だと、いくら内容がよくても頭に入ってきません。相手の目を見てはっきりとした口調で話すことを実践するだけでも、印象は大きく変わります。

他には話に一貫性がない、話が長すぎる、質問に対する回答が返ってこないといったことに当てはまる人は注意が必要です。面接練習をするときには、話し方もチェックしてもらうことをおすすめします。

企業が面接で見ているポイント3.入社への熱意や意欲

ここまで外見や話し方など非言語コミュニケーションについて解説しましたが、面接においては話す内容ももちろん大切です。中でも企業が見ているポイントは、入社への熱意や意欲です。

ただ会社に入りたいと伝えるだけでなく、入社したらどんな仕事がしたいのか、自分は会社でどんな役割が担えるのかという具体的な話が聞けるとベストだと思います。あなたが入社して活躍できるイメージを面接官にさせられれば、面接に通過できる可能性は大きく高まります。

先ほど紹介した話し方も踏まえて、相手に熱意や意欲が伝わるような準備をしましょう。

企業が面接で見ているポイント4.ポテンシャル

最後に紹介するポイントは、ポテンシャルです。話が面白い・楽しい、学ぶ意欲が強い等前向きな発言が多い人には、面接官も好印象を抱きます。

新卒の方や未経験の仕事にチャレンジする方は、ポテンシャルがあるかどうかが採用のカギになります。学ぶ意欲や前向きな発言は未経験の仕事でもできますので、面接の時に意識してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで企業が面接で見ているポイントについて解説しました。話す内容も大切なのですが、外見や話し方といった非言語コミュニケーションも面接では非常に重要なポイントです。

面接の練習をするとなると自己PRや志望動機の見直しをする人も多いと思いますが、第一印象や話し方についても今一度見直してみましょう。

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