コラム

足るを知る

2021年1月20日

ネイチャーグループではネイチャーズフィロソフィを代表自らが定め、経営理念や行動理念を社員に提示しています。ネイチャーズフィロソフィにはさまざまな項目がありますが、こちらの記事ではその中の「足るを知る」という項目について紹介します。

 

足るを知るは老子の「足るを知る者は富む」という言葉が由来とされています。満足することを知っている人間は本当に豊かな人間であるという意味ですが、なぜネイチャーグループはこの言葉をネイチャーズフィロソフィに採用しているのでしょうか。

足りないことばかり考えるのではなく、満たされているものに目を向けよう

足るを知るという考えは、足りないことばかり考えるのではなく、満たされているものに目を向けようという意味があります。人間の欲望は無限大なので、どうしても人を羨ましがったり、足りないことばかりを考えてしまいます。しかしそのような考えをしてしまうと、いつまで経っても欲望は満たされません。

 

そうではなく小さくても満たされているものに目を向け、ありがたみを感じることが大切です。日々の何気ない幸せに感謝することで、小さな幸せが得られます。そうした小さな幸せを積み重ねることで、人生は充実するのではないでしょうか。

人間関係でも足るを知るの考え方が大切

人間関係においても、足るを知るという考え方は大切です。人に文句ばかり言うのではなく、してくれたことに感謝をする。それを実践するだけで、人とのコミュニケーションは円滑になります。

 

これは仕事をしていくうえでも同様です。仕事を手伝ってくれたら素直に感謝をして、それを相手に伝える。そうしたことの積み重ねが、よりよい仕事につながっていくと考えています。

欲望は無限大なので必要なものの見極めをしなければならない

繰り返しになってしまいますが、人の欲望は無限大です。例えば服がほしいと思っていると、いくら服を持っていても満たされないし満たされることはありません。そうではなく今生活するうえで十分な量と質の服をもっていることに満足することが、足るを知るということです。

 

そのためには自分にとって必要なものの、見極めをしなければなりません。こうした考え方があれば、本当に必要なものがわかってきます。まずはその見極めをすることが、足るを知るを実践する第一歩になります。

自分が足りていることを知ることで幸せだと気づく

足るを知るという考え方を持つと、自分が幸せであることに気がつくと思います。常に過去の自分や時代・環境、周りの人を振り返ってみると、自分がこんなにも足りているのかと知ることができます。そして感謝の心が生まれ、幸せを感じられるというわけです。

 

社会情勢の変化が激しく、不安を感じやすい昨今だからこそ、足るを知るという考え方は非常に大切です。今の自分は満たされていると知ることで、今後の人生はより充実したものになると思います。

まとめ

ここまでネイチャーグループの足るを知るについて紹介しました。さまざまなものが手に入る近代においては、足りないことを嘆く考えになってしまうこともあります。そんなときこの記事で紹介した考えを思い出してみてください。そして今の自分は十分に恵まれていると気づき、自然と感謝の気持ちがわいてきます。ネイチャーグループでは仕事はもちろん人生においても、足るを知るという考え方を大切にしていきます。

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