コラム

代案なき批判

2021年6月9日

ビジネスの現場ではさまざまなアイディアに対して、議論をすることがあります。そんなときある案に対して、批判がでることがあります。しかし批判をするときには、代わりとなる代案をだす必要があります。代案なき批判を出されても、議論になりません。

 

代案なき批判はビジネスの現場ではよくあることですが、はたしてそんな場面ではどう対応すればよいのでしょうか。この記事では、代案なき批判について紹介していきます。

代案のない批判は価値がない

まず大前提として代案のない批判には、価値がありません。ただ批判しているだけの状態は、提案者を傷つけ周りの空気も悪くしてしまいます。代案なき批判は誰にでもできます。しかしただの揚げ足取りになってしまうと、議論が前に進まなくなることがあることも頭に入れておきましょう。

 

批判をするのであれば代案をだすこと、代案がなければ黙っておくことも大人の流儀です。代案のない批判は必要ないことを、念頭に置いておきましょう。

批判は思いつくが代案が思いつかない案とは

アイディアが出されたとき「批判は思いつくが、代案が思いつかないな」という案に遭遇することがあります。そんな案は完璧ではないが、現状最も優れている案であると言えます。非の打ちどころがない案など、そもそもありません。

 

その前提がわかっていると、代案が思いつかない案がとても優れている案であることがわかります。そして案を批判するのではなく、よりよくするためにはどうすればいいのかという思考に至り、議論がより活性化していきます。

どの選択肢が最善か議論することが大切

議論の場は批判をする場ではありません。今でている案の中から、どの選択肢が最善なのかを議論する場です。議論の目的が批判になってしまうと、せっかくのいいアイディアが潰されてしまうこともあります。

 

もし議論が批判する方向に向かってしまっているときは、今はどの選択肢が最善か議論していることを参加者に認識させましょう。そして代案が思いつかないのであれば、今ある案の中から何を選択するのかを決める必要があります。

本当の代案とは

そもそも代案とは相手のアイディアを凌駕するようなアイディアのことです。それは周囲の人もそのアイディアの方が最善策と納得できるような意見でもあります。自分がいかに優れているアイディアだと思っても、周囲の人が納得できていないのであれば、それは優れたアイディアではないかもしれません。

 

代案を出すときにはそのアイディアの何が優れていて、これまでのアイディアとはどう違うのか、周りの人が納得するような理由とセットで提案をしましょう。

まとめ

ここまでネイチャーグループの「代案なき批判」について紹介しました。代案なき批判は誰にでもできます。しかし代案なき批判をしても、議論は前に進みません。批判をするのであれば代案を出すことが、大人の流儀でありビジネスのルールでもあります。

 

もし代案が思いつかないのであれば、今出ている案が現状最も優れている案である可能性が高いです。それであれば今出ている案をどうすればよくなるのかを考え、議論を前進させていきましょう。