コラム

ファクト(事実)とオピニオン(意見)

2021年8月11日

ネイチャーグループではファクト(事実)とオピニオン(意見)の違いを重要視しています。この2つを混同してしまうことがありますが、しっかりと別物であることを認識しなければなりません。

 

オピニオンを持つことは大切なのですが、それがファクトに基づいたものでなければ、実行に移せないことが多くあります。ファクトとオピニオンの違いをしっかりと理解して、ファクトに基づいた判断をすることが大切です。また、ビジネスの現場でも役に立つことがありますので、みなさんの今後のヒントにもつながれば幸いです。

すべてのジャッジはファクトに基づいておこなう

ネイチャーグループではすべてのジャッジは、ファクトに基づいておこなうというルールが定められています。「多分こうだと思う」や「私はこう思う」だけではいけません。そのオピニオンがファクトに基づいているかが重要です。

 

ファクトに基づかないオピニオンを基にすると「この事業はおそらくうまくいくだろう」という考えで、事業がスタートします。そして想像と現実のギャップが生まれ、うまくいかないケースがよくあります。一方ファクトに基づいて判断すれば、うまくいく確率が高くなると考えています。

オピニオンは重要だがそれだけでは現実的な解決策が見えない

オピニオンを持つことは、当事者意識を持って考えている証拠です。それはとても重要なのですが、オピニオンをもつだけでは現実的な解決策が見えてこないことが多いです。

 

そんなときはオピニオンを実現可能な具体策に落とし込む必要があります。そのためにはデータの数値化・可視化をおこない、ファクトに基づいているかどうかを見極めましょう。ファクトに基づいているのであれば、うまくいく可能性は高いです。

ファクトに基づくことで正しい判断ができる

ファクトに基づかない報道は、コロナ禍でもおこなわれました。2020年12月から2021年2月の日本における新型コロナウイルスの感染者数は、約30万人です。それと比べてインフルエンザは、例年推定1,000万人が感染します。新型コロナウイルスの方が致死性が高いということはあるにせよ、いたずらにコロナ感染の恐怖をあおる報道がなされ、人々は混乱に陥りました。

 

ファクトに基づいて判断することで、根拠のないうわさや憶測に振り回されることなく、正しい判断ができるようになります。これはビジネスの現場でも同様です。オピニオンで判断するのではなく、ファクトで判断をするように、意識をしていきましょう。

まとめ

ここまでネイチャーグループの「ファクト(事実)とオピニオン(意見)」について紹介しました。自分の頭の中で考えていると、ついついオピニオンをもとに判断してしまうことがあります。しかしそれではうまくいく確率が下がってしまいます。そんなときは、ファクトを調べてみましょう。データを数値化・可視化することで、ファクトに基づいた実現可能な具体策に落とし込むことができます。

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