コラム

負けない計画を作るための2ステップとは?

2023年2月10日

ミッションを達成するためには、計画を立てるだけではなく、計画を行動に移していく中で必要に応じて計画を適宜見直していく必要があります。
本記事では、ネイチャーグループが考えるミッションの達成に必要な計画段階と行動段階のポイントを紹介します。

計画段階のポイント

ミッションを達成するためには、計画負けせず、行動に移しやすい具体的な計画を作成する必要があります。つまり、重要なのは「目的の明確化」です。計画段階における問題点として挙げられるのは、以下のような点です。

・ワードだけの会議

・議事録が作成されていない

・ただ話し込むだけのMTG

このような状況では、参加者同士の理解に時間がかかり、本論になかなか辿り着きません。そこで重要なのが、数字に置き換えて計画に具体性をもたせることです。

例えば、「月の売上目標が○○円なので、○○件の成約を達成する必要があるため、施策としては、こういう施策を実施して、○○%成約率がUPする見込みであり、、、、、」等のように、具体的な数字を計画段階で盛り込みます。
数字を可視化すればどのように行動すべきか分かりやすくなるほか、計画負けしない計画を立てられるでしょう。

行動段階のポイント

ミッションを達成するためには、作成した計画をただ実行するだけではなく、アクションで成果を得られたか確認する必要があります。つまり、重要なのは「短期の可視化とデータの蓄積」です。行動段階における問題点として挙げられるのは、以下のような点です。

・期間設定が長い
・アクションが多い

このような状況では、結果の確認まで時間を要するので取り組むことに前向きになれない、アクションが多すぎてどのアクションで成果が出たのか分かりません。そこで重要なのが、短期でサンプル結果が出るようにアクションを少なく、期間設定を短くすることです。

サンプル結果に基づきながら計画を修正・拡大・縮小させることで、データ蓄積から勝てる数字の修正を素早く算出できるようになるでしょう。

まとめ

計画負けをせず、ミッションを達成するためには、計画段階と行動段階の2つのステップを適切に回し、スピーディに施策を実行することが重要です。
上記の2つのステップを踏まえつつ、部内で行うPDCA・MTGの数を調整し、短期間で行動の改善を図りましょう。

既存でしっかりと数字が出せるものは、MTGの時間を多く確保する必要はありません。

むしろMTGにかける時間を減らし、余分なコミュニケーションコスト等を削減し、マニュアル化することでブレが少ない計画にすることが可能です。
また、新規で行うものは、物事が決まらない事象が多いので、MTGを複数回設置し、細かいPDCA回しをすることが大切です。細かいPDCA回しを実行することで、次ステップで何をするか?をなくし、素早く施策を回すことが可能となります。

その結果、データの蓄積もスピーディに行えるため、安定するまでのリードタイムが短くなります。
新規の施策はこういった素早いPDCA回しを実行して、安定軌道に乗せるもしくは撤退判断を適切に行うことが重要です。

上記のように、ボラティリティがない計画を組むためには、2つのステップ「計画段階」、「行動段階」を意識し、数字ベースでこれくらい見込めるという計画を組み、PDCAを素早く回していくことで、ミッション達成をより確実なものにできるでしょう。

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