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資産運用

定期預金の金利が資産運用のカギ!金利に関するポイントについて解説します


資産運用のために定期預金を利用したいと考えている場合は、金利について理解することがポイントです。定期預金をはじめたいけれど詳しい手続き内容やはじめるタイミングがわらかないという方もいるでしょう。

そこでこの記事では、定期預金の金利について詳しく解説します。専門的な知識を得ることで資産運用への敷居が低くなるだけでなく、失敗を防ぐ手段にもなるでしょう。金利に加え投資信託についても解説しますので、資産運用を検討している方は参考にしてみてください。






定期預金を行う上で知っておきたい!金利の仕組み


金利は、定期預金を行う上で欠かせない知識です。手続きをスムーズに進めるためには、銀行ごとで金利に差があることや金利と利息の違いなどを知っておく必要があります。定期預金を始めるにあたって覚えておきたい金利の仕組みと、よく使用される言葉の意味を解説しましょう。

銀行により金利が違う

定期預金を行う際の金利は、どの銀行を利用するかで異なります。銀行は独自で金利を設定できるため、定期預金を組む際には複数の銀行の金利を比較しましょう。

定期預金で少しでも多くの利益を得たい場合は、できるだけ高金利を設定している銀行を 選ぶ必要があります。預金の継続期間によって金利に差を設けているケースもあるため、定期預金をはじめる時だけでなく、長期的に見て金利を把握することがおすすめです。

(参考:『日本銀行:預金種類別店頭表示金利の平均年利率等』

金利と利息が一致しないのはなぜ?

定期預金における「金利」とは、銀行が定期預金をする利用者に支払う利率を指します。「1年あたり」で設定されているのが一般的で、あくまでも元本に対する利息の割合です。実際に受け取る金額とは異なるため、金利と利息は一致しないものと覚えておきましょう。

また、利息は源泉分離課税の対象となっているため支払いの際には一律の税金が引かれます。定められている割合は20.315%となっており、比較的高めです。いざ支払いを受けるときに「思っていたよりもずっと少なかった」ということにならないよう覚えておくことをおすすめします。
(参考:『国税庁:No.2230 源泉分離課税制度』『国税庁:No.2230 源泉分離課税制度』

金利と利回りは何が違う?

利回りとは、資金を1年間運用した際に得られる収益の割合です。利息によって増加した金額を表しています。割合を示すという点では金利と似ているように感じますが、まったく異なるものです。

利回りは1年単位で表し、複数年に渡って投資していた場合は1年にならした平均値が用いられます。定期預金における利回りは元本が多いほど大きくなるので、複数年のプランを利用すると2年目の利回りは1年目より増加するのが一般的です。投資信託では利回りの平均が5%ほどと高いことに加え、売買差益なども利回りに含まれるので利益が大きくなります。

定期預金の利息計算について

定期預金で発生する利息は、「預金する元本と金利」をもとに計算することが可能です。

たとえば、金利0.15%の定期預金に100万円を1年間預けたとします。この場合の利息は100万円に0.0015をかけた1,500円となりますが、受け取れるのは源泉徴収後の金額です。1,500円から20.315%を引くので、実際に支払われる金額は小数点以下切り捨てで1,195円になります。

2年目は、当初の100万円に前年の利息を足した100万1,195円が元本です。このときの利息は1,501円で、源泉徴収後には1,197円となります。同様に計算すると3年目は100万2,392円が元本となり、長期的に預金するほど有利になる仕組みです。





定期預金の金利で資産運用を行う際のポイント

定期預金の金利で効率よく資産運用を行うには、各銀行が取り決めている金利を把握することが大切となります。銀行の金利キャンペーンや比較的金利の高いインターネット銀行をチェックするのもよいでしょう。

金利が変わるタイミングや、リスクの少ない商品を選ぶ重要性なども含めて情報収集することで、より安心して定期預金を始められます。

銀行の金利キャンペーンをチェックする

定期預金を利用する際にチェックしたいのは、通常よりも高い金利で定期預金が利用できる特別金利や優遇金利といったキャンペーンです。定期預金の利益を生み出すのは金利となるため、資産運用を考えている場合は高金利のキャンペーンはチェックしておきましょう。

キャンペーンは、ボーナス時期に合わせて行われることが多いため6月や12月にはキャンペーンの有無と内容をチェックすることをおすすめします。キャンペーンの定期預金は預金期間が1年間の商品がほとんどです。3年や5年などの長期運用を希望する場合は、キャンペーン対象になるかをよく確認しましょう。

金利の高いインターネット銀行がおすすめ

インターネット銀行は、実店舗型の銀行と比べて定期預金の金利を高めに設定している傾向にあります。店舗を構えないぶん運営コストが削減できるため、経費を利息などに還元することができるためです。

定期預金のキャンペーンも1年を通して行われているケースが多く、上手に活用することで有利な条件で定期預金を利用できます。効率よく資産運用をしたい場合は金利の高いインターネット銀行などがおすすめです。定期預金の場合は入金や出金などオンラインで完結できない手続きもあるので、利用方法は前もって確認しておきましょう。

円定期預金を選ぶ

リスクの少ない定期預金を行うには、円定期預金を選択することが重要です。円定期預金とは元本が保証されている定期預金のことで、満期時には元本と預金で発生した利息が一緒に払い戻しされます。預けたお金を失う心配がないのが特徴の商品です。

同じ金融商品でも、高金利で利益が出やすい商品や株式などは元本保証の対象になっていないものが多くあります。その場合、仮に経営悪化によって金融業者が破綻しても元本は保証されません。一方、円定期預金なら万が一の事態でも元金補償制度が適用されるため、安心して利用できるでしょう。
(参考:『金融庁:預金保険制度』

金利が変わるのは月初1日

定期預金は、一定の期間ごとに金利の見直しが行われます。毎月1回、月初である1日に変更されるケースが多いため金利に注目している人は要チェックです。正しい情報を得るためにも、まとめサイトなどではなく各金融機関の公式サイトを確認することをおすすめします。

金利の見直しに関して、法律などによる細かい取り決めはありません。月2回など頻繁に行っている銀行もあれば、ほとんど行わない銀行も存在します。それぞれの銀行が独自の判断で行うものであるため、気になる定期預金がある場合はこまめに情報をチェックしましょう。

定期預金と投資信託ではどちらが資産運用に向いている?

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定期預金と投資信託のどちらが資産運用に向いているかは、何を優先するかによって判断が異なります。それぞれの特徴をよく知っておくことで、より自分に合った資産運用を取り入れられるでしょう。

定期預金と投資信託の魅力やリスク、得られる利益などを詳しく解説するので、資産運用を始める前に覚えておきましょう。

元本保証を優先するのであれば定期預金

定期預金の魅力はなんといっても元本保証があることです。運用に回したお金が減ったり、失ったりすることを回避できるので、失敗の少ない資産運用方法といえます。

普通預金よりは確かに高金利ですが、実際の定期預金の金利は高いとはいいがたい割合です。さらにマイナス金利政策の実施などにより、多くの金融機関では100万円を1年間預けても利息は1000円程度でしょう。定期預金は、あくまでも元本保証という低リスクを求める方に向いた運用方法です。


より大きな利益を得たいのであれば投資信託がおすすめ

投資信託は利益を重視したい方に向いた資産運用方法となります。利用者が投資した資金を元手に、金融に関する知識と経験が豊富な専門家が運用するのが特徴です。最初から利回りが決まっている定期預金とは異なり、投資信託の利回りは運用してみなければ結果がわかりません。

分配利益だけでなく売買差益も加わるなど大きな利益を得られますが、運用状況によっては損をする危険性もあります。ある程度のリスクを承知した上で、大きな利益を望む人におすすめです。





投資信託で資産運用するために知っておきたいこと

資産運用の方法として投資信託を選ぶなら、投資信託がどのような仕組みかを知らなければなりません。利用者は資金を提供するだけで実際の運用は行わないことや、リスク軽減のための分散投資などもきちんと理解しておくと、スムーズな資産運用が期待できます。投資信託にありがちな注意点も合わせて確認しておきましょう。

プロに任せられるので安心

投資信託において、利用者はいわゆる投資家の立場になります。運用するのはファンドマネジャーと呼ばれる金融の専門家で、投資信託会社などの金融機関に属しているのが一般的です。

複数の投資家から集めた資金を株式や債券などに投資し、利益が投資家に分配されます。プロが運用するので、投資家は運用のための技術がなくても安心です。個人では手が出せないような金融商品に投資できるのも、プロに任せられる投資信託ならではといえます。

分散投資ってなに?

分散投資とは投資信託における投資方法のひとつです。細かく分類すると、以下の4つの種類に分けられます。

・「銘柄分散」……動きの異なる複数の銘柄や通貨に投資を分散
・「資産分散」……株式や債券、不動産など異なる資産に投資を分散
・「地域分散」……国や地域など、複数の市場に投資を分散
・「時間分散」……投資を行うタイミングをずらして投資を分散

銘柄や市場などを分散させることで、すべての資金が同時に溶けてしまうリスクを回避することが分散投資の特徴です。分散投資のポイントは異なる動きをする市場を見極めて複数に投資する点にあります。すべてが同時に値下がりをすることは起こりにくいので、利益で損失を補えるという仕組みです。

投資信託の注意点

投資信託にはさまざまなリスクが存在します。比較的大きな要素になるのが「金利変動」、「価格変動」、「為替変動」、「信用」におけるリスクです。金利の変動による債券価格の上下や、景気や企業の業績悪化による債券価格の下落は想像しやすいでしょう。

海外の株式や債券を運用するものでは為替の変動によるリスク、債券発行元の業績悪化にも注意しなければなりません。場合によっては、最初の取り決め通りの利益が得られない可能性もあります。

資産運用を考えるのならまずは勉強することが大切

資産運用を始めたいのであれば、まずは金融に関する知識を身につけることが重要です。運用をプロに任せる投資信託であっても、投資家として最低限の知識は必須といえます。正しい知識を蓄えておくことで、資産運用で失敗するリスクを軽減できるでしょう。

専門知識をしっかりと理解するためには、セミナーなどを利用して専門家から学ぶのがおすすめです。税理士法人ネイチャー国際資産税では従来のセミナーに加え、オンラインで受講可能なウェビナーも開催しています。全国どこからでも参加できるため、初めての勉強でも気軽なスタートが可能です。

まとめ

定期預金や投資信託などの資産運用を始めるには、金利や投資の仕組みについてしっかりと理解しなければなりません。金融に対する知識を身につけることも重要で、事前準備を整えておくのがスムーズな資産運用のカギです。

資産運用を検討している方をサポートするため、税理士法人ネイチャー国際資産税ではたくさんのセミナーをご用意しています。セミナー後には無料相談も行っているので、資産運用における疑問や不安をすっきり解消できるでしょう。





芦田 敏之
【監修者プロフィール】 税理士法人 ネイチャー国際資産税代表 国内外の資産税に精通しており、富裕層の資産対策を中心にワールドワイドかつ多数のコンサルティング実績を持ち、世界全体で約100の金融機関の間に人脈があります。資産規模100億円超えのクライアントに数多く対応してきたことから「日本一富裕層を知る税理士」というキャッチコピーで話題に。近年は働きやすい職場環境の普及活動にも意欲を見せており、これまでテレビ番組や日本経済新聞、Forbes JAPANなどさまざまなメディアにも登場しています。
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