2020年4月20日2024年4月2日資産運用

【資金500万円】おすすめの投資方法とシミュレーション

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近年、少額から投資できて比較的リスクの低い投資方法が人気です。しかし、資金が500万円あれば、さらに幅広い手段で投資に取り組めるでしょう。投資資金として500万円用意できる人のなかには、どのような投資方法が向いているのか知りたい方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、500万円を使って投資できる方法をご紹介します。より効率的でリスクの低い投資への理解を深めることができるでしょう。

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500万円を使って投資するための手段

元手が500万円あれば、まとまった資産を構築するためにいくつかの投資手段が考えられます。手堅く増やす方法からリスクを負うことでより大きな利益を得る方法まで、使える手段はさまざまです。

ここでは、500万円を使い長期的にお金を増やすために参考となる、投資の基本的な考え方をご紹介します。

複利で増やす

複利とは、元本により得た利子を次の期間における元本に組み入れ、最初の元本だけでなく利子にも期間ごとの利子を発生させる計算方法です。一定期間ごとに組み入れる利子が増えていくことで、次の期間に得られる利子も大きくなります。

たとえば、元本500万円に対し年利10%の複利運用を考えてみましょう。1年後の利益は50万円ですが、2年後は1年目の550万円を投資でき55万円が利益となります。このように、投資額を利益の分だけ増やせることが複利の特徴です。

積立で増やす

投資における積立とは、一定のタイミングで一定額を投資額に投入し続ける方法のことです。複利での運用は利益を上げることに時間を必要としますが、積立なら複利に比べ、より早いスピードで利益を上げられます。

たとえば、年利10%の投資を100万円の投資額からスタートすれば、500万円の元手を投入しきった後も利益から毎年のように100万円の積立金を投入することが可能です。長期で考えれば、複利より積立の方が目標額に早く到達できる計算になります。

リスクを背負って一気に増やす

複利や積立のような比較的安定した投資方法をベースにしつつ、初期段階で投資額を一気に増やす方法もあります。500万円の元手を、最初の数年間は年利50%程度の投資で数倍に増やし、より大きな元本で複利や積立を開始する投資方法です。

最初に実施する利回りの高い投資方法には、大きなリスクもあるでしょう。しかし、たとえば5年で3,000万円まで増やせれば、その後の複利や積立は元本3,000万円でスタートできます。大きな資産をより早く構築することが可能です。

資金500万円におすすめの投資方法

投資資金としての500万円という金額は十分な金額といえます。1点集中での投資から分散投資まで、多くの選択肢が考えられるでしょう。
ここでは、500万円を投資資金として用意できる方へおすすめの投資方法をご紹介します。ライフスタイルや各投資方法のリスクなどを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。

個人向け国債

国債とは、国が発行する「国庫債券」の略であり、国が資金を調達する手段のひとつです。債券を購入すると、半年ごとに利息を受け取れます。個人向け国債を購入することは、国にお金を貸して、その間は定期的に利子を得られるということです。

国債は、満期を迎えたら額面金額通りのお金を受け取れます。投資先が日本という国であることから、極めて信頼性の高い安全な投資方法だといえるでしょう。発行後1年経過すれば、中途換金も可能です。

1万円から購入可能で、募集は毎月行われています。個人向け国債は利率が低く、市場金利が下がった場合でも年0.05%の最低利率は保証されていますが、大きな利益を得られる魅力はそれほどありません。

保険

一定期間お金を積み立てる貯蓄型の保険には、満期まで積み立てると積立合計額以上のお金が返ってくるタイプの商品があります。このような保険を利用して資産を運用することが可能です。

保険を利用した資産運用は、定期預金より高い利率が期待できます。毎月引き落としで保険料が支払われるため、手間がかからないこともメリットといえます。また、ケガや病気などいざというときには保険金が下ります。保険料は控除の対象になることもあり、所得税や住民税の節税にもつながるでしょう。

あくまでも保険であるため、より大きなリターンを見込める投資方法とはいえません。保険金や節税対策など、付加価値を重視するなら検討する価値のある方法です。

投資信託

資産を投資のプロである信託会社に預けて運用を任せる投資方法を投資信託といい、ファンドとも呼ばれます。信託会社が投資家から集めたお金をひとつの資金としてまとめ、さまざまな方法で運用し、得られた成果として還元されるお金が投資家の利益となります。

投資信託を利用すれば、自分で情報を収集したり実際にトレードを行ったりする必要がありません。投資の知識がない方や、仕事が忙しく投資に時間がとれない方へ向いている方法といえるでしょう。

しかし、投資信託は運用状況により元本割れするリスクがあり、預金を保護する保険の一種である預金保険の対象でもありません。投資における大きなリスクを負いたくない方にとっては、あまりおすすめできない投資方法といえます。

不動産投資

マンションなどの物件を購入し、入居者から家賃収入を得るなどして利益を上げる投資方法が不動産投資です。比較的大きなリターンを期待できますが、直接投資の場合は家賃収入に頼ることになるため、環境に左右されやすい投資といえます。

不動産投資で利益を出し続けるためには、物件選びがとても重要です。空室や家賃滞納が発生することにより収入が減少することも、不動産投資の大きなリスクといえるでしょう。

ただし、不動産投資会社に出資すれば、物件選びから管理までを任せられるため、比較的手軽に投資を始められます。不動産投資は多額の資金を必要とするイメージをもたれがちですが、ローンを利用して開始することも可能です。

株式投資

株式会社が発行する株を売買することで利益を得ることが株式投資の基本です。株価が安いときに株式を購入して値上がりしたタイミングで売却すれば、差額が利益になります。会社が利益を出した際にその利益を株主へ分配する「配当金」を得たり、株主優待制度で自社商品や優待券を受け取ったりできることも株式投資のメリットです。

会社の業績が上がり株価が上昇すれば、大きな利益を得られる可能性があります。しかし、会社の不祥事・倒産・景気の悪化などにより株価が大きく下落すれば、株式の価値がなくなってしまうこともあるでしょう。流通量が少ない銘柄の株式は売買できないこともあります。ハイリスクハイリターンの投資方法といえるでしょう。

FX

FXは、他国の通貨を売買して利益を出す投資方法です。為替レートの変動を利用し売買益を得るため、株価の変動を利用する株式投資と似た方法といえます。為替レートは毎日のように変化しているため、タイミングが合えば短期間で大きな利益を得ることも可能です。

FXのメリットには、レバレッジをかけることで少ない資金でも大きな投資ができることが挙げられます。たとえば、手元に10万円しか資金がなかったとしても、レバレッジを10倍かけると100万円分の取引を行うことが可能です。

不況に強いこともFXの魅力といえます。2国間における通貨交換価値の変動を利用するため、どのような相場状況においても利益を狙えることがメリットといえます。しかし、情報を見誤れば大きな損害を被るリスクもあります。

外貨預金

外貨預金とは、日本円ではなく、アメリカドル・ユーロ・オーストラリアドルなど外国の通貨で預金することです。預金金利が低い日本と異なり、海外には高金利の国が存在します。適切な外貨預金を実施することで、金利の恩恵による利益を得ることが外貨預金の投資方法です。

金利によるメリット以外にも、外貨預金には為替差益を得られるメリットがあります。外貨購入時に比べ、払戻時の為替レートが円安の場合は、為替差益による利益を得られるでしょう。

ただし、反対に円高が進んだ場合は為替差損を被ります。利用するためには各種手数料なども発生するため、元本割れする恐れがあることもデメリットです。外貨預金は預金保険の対象外であることも注意しておきましょう。

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500万円を投資した場合の資産運用シミュレーション

投資資金500万円を用意して10年以上長期運用した場合に、どのくらいの利益が得られるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

より多くの利益を得られるようにするため、元金を500万円とし毎月1万円ずつ積み立てるという、実際に実行しやすいシミュレーションで解説します。投資を検討する際の参考にしてください。

10年間運用した場合

年利1%の投資を10年運用した場合、投資合計額は620万円、10年後には約678万5,400円まで増えています。年利3%の場合は約811万7,500円、5%なら約969万4,400円です。

積立額を2万円に増やした場合、投資合計額は740万円、年利1%では約804万7,600円に増えています。年利3%の場合は約951万5,400円、5%なら約1,124万4,300円です。

積立額を3万円に増やした場合、投資合計額は860万円、年利1%では約930万9,900円に増えています。年利3%の場合は約1,091万3,300円、5%なら約1,279万4,200円です。月々3万円の積立で年利5%の投資が可能であれば、10年後には約420万円の利益が出ます。

20年間運用した場合

年利1%の投資を20年運用した場合、投資合計額は740万円、20年後には約875万7,500円まで増えています。年利3%の場合は約1,230万7,200円、5%なら約1,734万1,100円です。

積立額を2万円に増やした場合、投資合計額は980万円、年利1%では約1,141万4,100円に増えています。年利3%の場合は約1,558万3,800円、5%なら約2,141万5,600円です。

積立額を3万円に増やした場合、投資合計額は1,220万円、年利1%では約1,407万700円に増えています。年利3%の場合は約1,886万400円、5%なら約2,549万200円です。月々3万円の積立で年利5%の投資が可能であれば、20年後には約1,330万円の利益が出ます。

30年間運用した場合

年利1%の投資を30年運用した場合、投資合計額は860万円、30年後には約1,093万6,000円まで増えています。年利3%の場合は約1,793万7,700円、5%なら約2,979万6,700円です。

積立額を2万円に増やした場合、投資合計額は1,220万円、年利1%では約1,513万2,800円に増えています。年利3%の場合は約2,373万9,100円、5%なら約3,798万3,700円です。

積立額を3万円に増やした場合、投資合計額は1,580万円、年利1%では約1,932万9,500円に増えています。年利3%の場合は約2,954万5,000円、5%なら約4,617万600円です。月々3万円の積立で年利5%の投資が可能であれば、30年後には約3,037万円の利益が出ます。

500万円の投資で資金を増やすコツ

資金500万円を効率よく確実に増やしていくためには、分散投資・商品リサーチの徹底・投資ノウハウの習得といったポイントをしっかりとおさえておく必要があります。

これらを意識することにより、できるだけ早い段階で設定した目標額にたどり着ける可能性が高くなります。3つのポイントに関して具体的に分かりやすく解説します。

分散投資をする

投資方法をひとつに絞り、投資資金500万円を1点集中で投入することもひとつの方法です。うまくいけば大きな利益を得られる可能性があり、管理の手間も最小限に抑えられます。利回りが高くなくてもそれなりの利益が期待できるでしょう。

しかし、1点集中の投資方法は損害も大きくなり、失敗した際のリスクも高まります。元本がなくなれば、その時点で投資は終了です。攻める場所と守る場所を分け、リスクを分散して投資することが理想といえます。

ただし、分散しすぎると管理が大変になるうえ、全体的に思ったほどのリターンが得られないことも考えられるでしょう。攻めの投資にもある程度の資金を投入することで、目標額への到達が早くなります。

商品リサーチを徹底する

500万円の投資資金は、個人投資を始めるにあたっては十分な金額といえます。銀行や金融機関で投資の相談をすれば、さまざまな提案を受けられるでしょう。

自分でリサーチする場合でも、ニュースなどの情報に左右されがちです。営業マンやニュースなどの情報のみを信じるのではなく、自分自身でも商品リサーチを徹底し、自分で判断したうえで投資や資産運用をするように心がけましょう。

また、投資に関する勉強も重要です。知識やノウハウが身についてくれば、営業マンの話やニュースで得た情報に対し、自分なりの考え方を反映できるようになります。投資は多額のお金が動くものであることを意識して、情や流行などに流されないように判断する力を身に付けましょう。

投資のノウハウを身に付ける

前述したとおり、商品リサーチを徹底することと平行して、投資のノウハウを身に付けるために勉強することはとても重要です。投資に詳しくなるほど投資のリスクが理解できるようになり、リスクをより軽減した投資方法を選択できるようになります。

利益だけを追求しリスクを恐れないことは、投資を始めるにあたり危険な思考です。どの投資方法にどのようなリスクがあるのかを知ることで、損害を最小限に抑えられ、結果としてより大きな利益を生み出せます。

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まとめ

投資資金が500万円あれば、さまざまな投資手法を用いて資金を増やせる可能性があります。できるだけ早い段階で目標額に到達するには、分散投資を心がけ、投資のノウハウを身に付けることが重要です。

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芦田ジェームズ 敏之

【代表プロフィール】
資産規模100億円を超えるクライアントの案件を数多く抱えてきた異彩を放つ経歴から、「富裕層を熟知した税理士」として多数メディアに取り上げられている。培った知識、経験、技量を活かし、富裕層のみならず幅広いお客様に税金対策・資産運用をご提案している。
また、Mastercard®️最上位クラスで、富裕層を多く抱えるクレジットカードLUXURY CARDの 「ラグジュアリーカード・オフィシャルアンバサダー」に就任。日米税理士ライセンス保有。東京大学EMP・英国国立オックスフォード大学ELP修了。紺綬褒章受章。
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